「経営とデザイン:思考の実験室」にて
「経営とデザイン:思考の実験室」
やってきました。
詳しいことは望月のブログにて
https://mtzkkotomi12.hatenablog.com/entry/2019/07/08/114626
わたしはいつもの通り感想をつらつらと書いていきます。
■近大生の話
こっちが話したことを秒で理解して、こっちが約3年間かけてたどり着いた場所にいとも簡単にくるの恐ろしいなって思った。
ぶっちゃけた話、今回のワークの価値の抽出の部分が立て込むことは予想できてたと思うので、ビジネスどうする?とかサービスの仕組みどうする?という落とし込みの部分はどうしても弱くなってしまうことは予想されていたんじゃないかなと思う。
ついつい自分がテーブルの舵を取ってしまうと自分の領域に持ち込んでしまいがちなのを止めてくれる存在、いやこっちに舵きらないとまずいよとか、考える存在は絶対に必要だなと思う。
■矛盾は本当に矛盾か
ぶつかり合う意見は悪でもないし敵でもない。それをグループメンバー全員が共通認識で持たないとWSは成り立たないのかなと思う。
ぶつかりあったら相手を自分の意見で潰してやる!!っていう考え方はしないってのは勿論だけど、相手の意見と違うこと言ったら輪をかき乱しちゃうな、どうせ自分の意見は大したことないから黙っておこうみたいな考え方になってしまう。
批判をするのと、疑問を持つのは違うしね。
ただ頭ごなしに相手の意見を批判するのではなくて、どうしてこう思ったんだろうか、自分の視点だとこう思うけどそれは誰の立場の視点なのだろうかとか考えるといいのかなと思う。ただ自分はまだその領域に達せていないなとも思う。難しいね。
■リアクションがめちゃくちゃに早い
それってなんでですか?とか、実体験だとどんな感じ?とか聞くと秒で返答がくる。
人生経験の豊かさとか人脈の広さとか、それをすぐに引き出せる脳の回転の速さとか、我々にはないものだなと思った。見習いたい。
コミュ障気味な人間なので、表面上とか、事務的な話とかは他人とできてもその人の内側まで踏み込む度胸がなく、じゃあこの人ってどんな人間なの?を外側でしか判断できないところが考え方とか価値観の浅さ、引き出しの少なさにつながるのかなぁと反省した。
■言葉の嘘っぽさ
一回やればデザイン×経営が断片的にでも見えるのでは?って考えたのが間違いだったと思う。お互いに未知の存在のままで一回飲んだぐらいの関係でそんな化学反応が起こるわけがないよなと。
そう思うとデザインとビジネスとテクノロジーが交われば物凄いことが起きるよ!って言葉ってなんだか嘘っぽい。
ビジネス×テクノロジー×デザインが複合的に交わることで越境していく必要があることはわかるけどビジネス×テクノロジー×デザイン=∞みたいな方程式ではないのだと思う。
ビジネス×テクノロジー×デザイン×X=∞でこのXの要素がないと何も起きない側だけになるのかな?ただこのXが何かはわからないけど。わたしにはまだこの方程式が何か価値を生み出す手段であることはわかっても本質は理解できてないということが改めてわかった。
デザイン手法におけるこの手法を使えば顧客の心情が絶対にわかる!!😉😉みたいな。
そんなこと言ったら普通に面白いジョークだぜ!そんなわけねーだろ!!!みたいになること必須だよね。
なにが、どう作用することによって、こんなことが起こるから、これは有効な手段であるっていう理論的なものと自分の仮説を持って何度も実験して、初めてデザイン経営、ビジネス×テクノロジー×デザインという方程式の本質が見えてくるのかなと思った。
まだわからない。
■CVCAの話(メモ)
なんとなくの関係のなかで置かれる事業者に意味はない
お金の動きだけじゃなくてお金の数字が出ることで初めて、ステークホルダーの利害関係が可視化される。その利害関係を見た上で、本当にそのステークホルダーは協力してくれるのかを見極める。もし協力が厳しいようならどうすれば協力してくれるか、もしくはどうすればそれと同じ協力が得られるかを考えることができるのことに価値がある
すっごいどうでもいいことだけどデザイン側はデザイン×経営っていってて経営側は経営×デザインっていってるのが面白いなって思って見てました。
あとここら辺の内容秋の学会で発表するかもってマジ?!