ヤマケン展とアンドウケン展示会に行った話
▪️デザインの力をもうちょっと信じてもいいかなと思った話
なんか今までデザインは手段としてすごく便利(?)なものだなという思いはあったけどデザインが好きかと言われると別にそこまで......という感じであった。
決して嫌いなわけではない。でもすごいデザイン好きなんです!ほんとにデザインで世界を変えられる!という風な人や会社に出会ってきたがそれと比べると別にそこまで……という感じでなんだか引け目を感じてた。
今デザインをやってるのは好きだからやるというよりも手段としてデザインがあってそれが効率的(?)で自分が何となくできるからやっているという感じであった。
でも今回「デザインの力で人と人との摩擦を減らす」ということを聞いてなんか自分の中でストンと落ちるものがあった。
なんか言葉にできないけど落ちてくるものがあった。確かにデザインの力で問題解決はできるんだなっという感じ(?)
デザインは役に立つんだなというような(?)
ただキレイ、カッコいい、だからなんか見てて心地よいみたいなことじゃなくてこのデザインには意味があってそれによって何かが変わって行くというような(?)
デザインの力で世界がちょっとだけ幸せになる。
先日観劇した舞台のカーテンコールでキャストさんが言っていた「目標は世界平和。そのために自分の演技を見てもらってまず来てくれたお客さんに幸せな気分になって帰ってもらう。」という言葉が印象的であった。
世界平和というと仰々しいけど、まず目の前の人、サービスを使ってくれる人をデザインの力で幸せにするというのも世界平和なのかなと思った。
デザインってなんだか嘘くさくてよくわからない気がするけどもう少し信じてもいいのかなと思った。
▪️アンドウケンとヤマケンとミライケンの話
並べるな畏れ多いという感じはある。
・サイクルのスパンとフィードバックの話
フィードバックがあるのはいいなという風に思った。こういう意見があったのでこう改良しました、みたいな。当たり前なんだけどミライケンって全然それできてなかった。全然サイクル回ってないやんけ~。回って2周目でゴール程度。もっとサイクル回そうと思った。その為にはスパンを短くする必要があるなって。半年で1サイクル最長で1年間で1サイクルとか遅すぎでは?長くても2ヶ月で1サイクルぐらい回さないと全然ブラッシュアップされていかないなと感じた。
・実物、触れるものがないこととフィードバックの話
ミライケンのダメなところってものとして完成する前に結局終わってしまうということが去年から言われていたが改めて痛感した。
こういうことができるんじゃない?という提案してもそれ提案止まり。実際に動くものもない。見るものしかなければフィードバックの質も下がるよな~と思った。
せめてアプリUIぐらいは動かそう!
プロトタイプははやくしよう!
手を抜けるところは手を抜こう!
とにかくはやく物事を進めよう!
・ふわりんコンセプトの話
インタビュー下手くそ芸人がインタビューすると切片化した付箋の質が悪すぎて良いインサイトが全然できない!!そんなことインタビューする必要ないやんけ!!てなってしまっている。そんなんだもんでふわりんコンセプトになってしまう。調査手段としてもっと人の根源に迫れるようにしなきゃなぁと思った。
・問題解決じゃなくて場を取り持つためのデザインの話
問題は解決されなくても問題を中和するためのデザインってなんか良いなと思った。穴を埋めるんじゃなくてその場を乗り越えるためのデザイン?
もちろんその問題自体を解決するのが一番良いんだけど場合によってはそれができるとは限らないし、求められているとも限らないなって。もし求められていにのにごり押したら善意の押し売りになってしまう気がする。
さじ加減が難しいなぁと思った。
▪️関わりのデザインについて勉強したいなと思った話
とくにまだ何も決まってないけどなんか深く学びたいなと思った。
先日名古屋のFWで結局関心を持てるかどうかなんて自分がそれにどれだけ関係性を感じているかなんだなぁということをなんとなく思った。
そして昨日今日とヤマケンとアンドウケンを見てなんか自分のやりたいこと研究したいなと思った。
今までは何すればいいかわからなくて結局待ちで与えられるものをこなすという感じだった。
与えられたものだからそんなに入り込めないし結局は形としてUXの手法をやっとくみたいな節があった気がする。深めたいから何かをするというよりはプロジェクトを終わらせるためにやってるという感じで。
そう思いながらも何やりたいか自分でもわからないから流されるみたいなみたいな。
まだ何も決まってないけど。